【#MTG】マジック2021感想文
マローの演説に触発されて、というか今年のMTG各エキスパンションの感想を簡単に書き連ねます。
【ゼンディカーの夜明け】
・世界観について
ニッサやナヒリの出身地でしたよね。シャドウムーアで一旦離れてそれからアリーナのドミナリアで復帰したのでゼンディカーは初来訪。今までのゼンディカーは土地がテーマでしたっけ?エルドラージが去って平和になったのか、その時の戦禍についてもあんまり触れてない…?
・両面カードの土地が強かった
エルドレインの出来事もそうだが、1枚で2枚分のカードを入れられるので、限られた枚数のデッキで選択肢を増やすのに重宝した。土地の枚数を確保しつつ呪文も増やせるのも助かってるし、中でも両面土地サイクルが2色以上のデッキで特に役に立った。
・パーティ
正直使ったことない。アリーナで使われたことが確か1回くらいあったような…。デッキ内のクリーチャータイプをすべて揃えた部族デッキはまだ使うが、4種類の職業を入れ尚且つそれぞれ1枚ずつ戦場に出すにはハードルが高いし、その先入観のままじゃあ実際何ができるか調べもしなかった。
【カルドハイム】
・世界観について
好き。好きなんだけど、マローも言ってたとおり詰め込みすぎで、よくもまぁ1セットでこれだけぶち込んでくれたものだと。10もの領界を2セットに分けて、それぞれの領界についてもう少し枠を増やしてほしかった。カード1枚1枚が程よい強さだったとは思う。ところでヴォリンクレックスくん何でおるん?
・氷雪
詰め込みすぎだと思うもう一つの理由。前後のセットは普通の気候でここだけ寒そうだったけど、なんか…こう…もう少し氷雪を絡めたデッキ作りたかった。いや、一応作ろうとは試みたものの、別に氷雪に拘らなくても…といった印象。結局この後くらいに出たヒストリック・アンソロジーの力を借りて氷雪軸マリットレイジ組んだった。
・天使、何回やってもコーマに勝てない(笑)
カルドハイム実装直後くらいからずっと《憑依の航海》をキーカードにした白黒天使を使用。ETBによる自己切削とライフゲインにより終盤で一気に盤面を制圧するタイプのデッキであったが、何回やっても《星界の大蛇、コーマ》にだけは勝てなかった。身代わりがたくさん出てくるおかげで《ドゥームスカール》で何度盤面を流しても押し返すことは叶わず、うちのシュタルンハイムは成すすべなく滅んでいくしかなかった。
・ヴォリンクレックス周りの予想
ケイヤ(白黒)
怪物退治を請け負ったプレインズウォーカー。
そもそも誰から依頼を受けたのか。怪物=ヴォリンクレックスだと知りながら依頼をしたとして、緑の敵対色の青か黒の人物あたりか。
ティボルト(黒赤)
噓の神になり替わりカルドハイムに混乱をもたらしたプレインズウォーカー。
ヴォリンクレックスに毒を注入される。
ヴォリンクレックスとはカルドハイムにて出会っているため、あの怪物をファイレクシア連れてきたとは考えにくい。
《レンと六番》の関連記事に「プレインズウォーカーでも他者を連れて次元を超えるのは困難である」と確か書かれていたと思う。
ヴォリンクレックス(緑)
カルドハイムを荒らす怪物でファイレクシアの法務官で、ケイヤの標的。
エシカを殺害し霊薬を入手する。
プレインズウォーカーでもないのでどうやってこの次元に来れたのか。おそらく裏で手引きをしている者がいると考えられる。
黒幕
ファイレクシアにいて次元橋持ってるテゼレットが一番怪しいと思う。なんならケイヤに依頼したのもテゼレットかと思ったけど、ここに友好関係あったっけ?
ファイレクシア関連が急速に整備されてる印象があるので、全面戦争もそう遠くない将来に起こりそう。
【ストリクスヘイヴン】
・世界観について
めっちゃ好き。ただ、既存の敵対2色の組み合わせでギルドと違うことで何ができるのかは開発側も苦慮していたんだなぁ、と。アルケヴィオスはまだ再訪の余地たくさんありそうなのでもう一度舞台になることを切に願う。
・シルバークイル(白黒)
メインで使った大学。言葉の大学で素早い魔法が使えるとあったけど、実際そこまで早いとは思わなかった。早さで攻めようとすると、途中で簡単に息切れ起こすし、ジリ貧になりやすく、中盤以降の展開の後押しがどうしても必要。そこで創設者《シャドリクス・シルバークイル》を入れてみたが、相手にも恩恵を与えてしまうため扱いが難しかった。
・ウィザーブルーム(黒緑)
リミテッドでも構築でもよく使われた大学。ライフゲインで色々誘発するし邪魔者が無限に湧くしシンプルに強かった。
・クアンドリクス(緑青)
突然パワー2倍とか4倍とかしてくるヤバい大学。インテリに見せかけた脳筋。たまにしか見かけなかったけど殺傷能力は中々高かった。
・プリズマリ(青赤)
宝物庫。呪文たくさん唱えてくる位しか印象がない。大型呪文使われる前に押し切ってることが多かったのかもしれない。
・ロアホールド(赤白)
《刃の歴史家》がいるところ。出されたら死を覚悟する。《ドラゴンの接近》を使って《ヴェロマカス・ロアホールド》を展開するデッキを少しだけ使ったが、それが一番ロマンの塊だった。
・再訪への期待
5色あるので、ラヴニカみたいに今後の強大な敵との決戦場として舞台となるとどうなるんでしょうね。正直なところ別の勢力に侵略されて、エクスタスの件以上に大学が破壊されつくされるところとか見たいので待ってます。
【D&D フォーゴトン・レルム探訪】
・世界観について
ぶっちゃけ興味がない。最初から興味なかったんだけど、大型コラボだし蓋を開けてみれば面白そうなのはあるんじゃなかろうかと淡い期待はしていたが、まったくそんなことはなかった。現時点で1パックも購入してないし、今後も購入することはなさそう。「きみは~」のカード名や能力の書き方もごちゃついている印象。もともとD&D好きな人からしたら嬉しいんだろうけど、自分はその熱量に着いていけなかった。まだ基本セット2022にしてくれた方がよかったかな。三国志には《伝国の玉璽》とかがあるから個人的には三国志>D&D。《伝国の玉璽》持ってないけど。
・多元宇宙じゃない
MTGというゲーム、カードゲームとしてはもちろん好きなんだけど、その世界観も好き。今までの舞台になった次元は今どうなってるのか、ジェイスやチャンドラは今なにしているのかっていうことに思いを馳せながら新しいエキスパンションを楽しみにしています。だから、この元々マジックの世界ではないこのフォーゴトン・レルムをマジックとして見ることができなかった。D&Dの世界のものをマジックの世界にうまく落とし込んではいても、MTGとしては個人的には受け入れられていなかった。
・ダンジョン探索
3種類かぁ…。今後もD&Dシリーズが増えるのならダンジョンの種類増えたら使いたいと思うものが出てくる…かも。
最後に
このあとイニストラードが来るので、そこでゴールドやジェムを使うことなく貯める期間ができたと思ってます。それに続くネオ神河やニューカペナ、ドミナリアユナイテッドと兄弟戦争も控えてるので、2022年のMTGも楽しいものになりそう。